インターナショナル保育園の見学を終えて
※インターナショナル保育園見学の内容はこちらの記事をご覧ください。
見学したのは本当にわずかな時間でしたが、自分が子供の時にこういう環境に居たかったと思うくらい、この保育園に娘を通わせたい!と夫婦ともに考えるようになりました。
ただ、やはり不安もあります。私個人としての懸念は以下でした。
・月10万円を超える保育料
・保育のクオリティ、安全性
近所の認可外保育園の場合は、インターでもそうでなくても、保育料は大体月10万円オーバー。3歳以降は、認可外保育園でも月額3.7万円の補助が受けられるようで(内閣府ホームページ)、少し負担は軽くなりますが、それでも高額です。
また、預けるのが0歳児ということもあり、1歳以上の園児が多い中、どのくらいケアしてもらえるのだろう、安全性は大丈夫なんだろうか?という漠然とした不安がありました。
インターナショナル保育園に決めた3つの理由
色々な要因がありますが、以下3点になります。
- 英語に接する時間が圧倒的に長い
- 様々なバックグラウンドを持つ人と出会える
- 人前で自分の意見を表現することに慣れそう
それぞれ詳しく説明します。
1. 英語に接する時間が圧倒的に長い
娘が通っている保育園は、週に1回ある日本語クラス以外の時間は、基本全て英語。
私の娘は今、朝9時から夜6時半まで預かってもらっています。間に2時間ほど昼寝の時間があるとして、大体1日7時間くらいは英語のシャワーを浴び続けているということです。
ものすごいざっくりですが、卒園までに英語に接触する時間は、
7時間 × 20日/月 × 6年 = 10080時間
なんと10000時間を超えます!(う、羨ましい・・・)
諸説ありますが、中級レベルの英語習得に必要な時間は、2000〜3000時間前後と言われていますので、その3倍もの時間を英語ベースで過ごすことになります。
もし日本語の保育園に通いながら、英語のレッスンを週1回受けたとしても、6年間で約312時間です。
2. 様々なバックグラウンドを持つ人と出会える
娘の保育園の先生は、日本人とのハーフの方もいますが、基本的には海外出身の方がメイン。
生徒については、両親とも日本人というパターンが多いですが、ハーフや外国人の方もいます。子供のうちから、様々な人種、文化に触れられるのは、娘の今後の人生にとっても、きっといい影響があると思います。
また、親が日本人の方であっても、ご自身も海外に何か関わりのあるお仕事をされている方が多く、個性的でユニークな方が多い印象です。
これはインターに限ったことではないですが、子育てが始まると、どうしても自分の時間が捻出できず、なかなか家族や会社以外の人と接点を持つのが難しいですが、自分が普段働いているのとは全く別の業界の方と触れ合えるのは、親にとってもいい刺激になります。
3. 人前で自分の意見を表現することに慣れそう
下見の時もそうだったのですが、サークルタイムでは、先生が一方的に園児に何かを教えるというのではなく、どんどん園児に質問したり、実際に体験させたりします。
その最たるものが”Show and Tell”という活動で、自分が好きなものを紹介したり、自分自身について、写真や資料を用いながらみんなに語るというイベントもあったりします。(親はその準備で写真を用意したり、ちょっとしたプレゼン資料的なものを一緒に作成したりと、結構忙しくなります。)
日本と海外の教育の違いで、インプット重視かアウトプット重視か、みたいな視点で語られることが、ありますが、保育園下見のわずかな時間で、その片鱗を見た気がします。
他の保育園に通ってないので、比較はできないのですが、規律、調和を重んじるより環境より、個性を尊重しながら、みんなの前で自分の考えを発言することが当たり前の環境で育ってほしいという思いがあり、それを実現できるインターナショナル保育園に魅力を感じました。